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傘 お役立ちコラム File.011
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宮武和広(心斎橋みや竹)
傘 コンセルジェ、男も日傘をさそう会リーダー
日本洋傘振興協議会認定アンブレラマスター

http://www.kasaya.com/



洋傘の持ち手はなぜ曲がってるのか
 
和傘の持ち手はなぜ真っ直ぐなのか



 



※これはTBSテレビ「この差って何ですか?」
のために作成した資料を抜粋したものです。

私の他にも何名か情報提供しておりますので
これとは違う説が紹介されるかもしれません


「傘は女性が使うもの。紳士の雨の日のステイタスは 馬車と名馬であり、傘をもって歩くのは格好悪いこと」 そんな常識を打ち破ったのが 「傘の先駆者」ジョナスハンウェイ。    ジョナス・ハンウェイと傘(洋傘タイムズ) どんなに笑われても、 こどもに石を投げられようが、 馬車に泥をかけられようが ハンウェイは雨傘をさして 街を歩きました。 その粘り強い行動により 実用性と経済性が認識され 紳士の雨傘は広まります。  現代の「日傘男子」普及の  プロセスと似ていますね。

雨傘を受け入れた新興紳士達は、 ある伝統的なスタイルとマッチさせて 傘を楽しむようになりました。それは 傘をステッキのように持ち歩くこと ステッキの源流を遡れば、それは中世騎士の「剣」 細身のステッキは剣に変わるアクセサリーでした。

高齢化がすすむ現代社会では 「傘」のようにみえる「ステッキ」杖傘)が カモフラージュ商品として需要が増えていますが、 当時はその逆 「ステッキ」のようにみえる「傘」 の人気が高まりました。
時流に乗って最初にステッキ型の雨傘を創ったのは JamesSmith&Sonsだと伝えられています。 JamesSmith&Sons History そんなこんなで・・・ ステッキ職人が そのまま傘職人になる ということになったので、 ハンドルはステッキのJ字曲がりが 踏襲され一般的になったわけです。
日本でも明治年間から 大正、昭和初期と J字、L字、O字、I字(寸胴) 様々作成されていましたが
やはり「手に提げ易く持ち易い」という点で J字が選ばれて、圧倒的なシェアとなります。
例えばお財布から紙幣や硬貨を出そうとすれば、 I字(寸胴)なら、いちいち壁に立てかけるか 小脇に抱えないといけませんが、 J字なら少し手首側にずらしてあげるだけで、 両手指が開放されるので楽チンです。
傘をもつ時でも一番安定し、保管時でも 傘立てだけでなく色んな方法がとれます。 商品陳列の面でも取り扱いがしやすいので J字の傘は売り場でも重宝するのです。    【注意】先端を引っ掛けるのだけはNGです
では、なぜ 洋傘はJ字に曲がっているのに 和傘は真っ直ぐなのでしょうか? その理由は・・・ 洋傘と和傘では上下が『逆』なのです。 ※持ち手の先端が石突(いしづき)=接地する部分です    洋傘 和傘 おなじ傘なれど…
和傘は頭を上にして持ちます。 手で提げるは頭紙のひもや、吊り革です。 持ち手の先は置いた時に地面に接するところなので 曲がっていては倒れてしまいます。 だから 和傘の持ち手は曲がっていない のです。 和傘ビギナーあるある」 洋傘とおなじように 持ち手のところを上にして 提げていると。。。 どんどん傘が開いてきて 「あらあらどうして?」 と困ってしまいます。 お嬢さん 和傘は洋傘とは逆にして 頭のほうをもってくださいね
この豆知識、少しはお役にたちましたでしょうか。 なるほど、これでまた物知りになった!という方は ↓



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