---------------------------------------------------------
★傘屋の和ちゃん熱血コラム『実践ウェブショップ』VOL.67
〜 ワンランク上のネットショップづくり 〜
【新世紀の安心オークションをさぐる】宮武 和広
---------------------------------------------------------
ひところ話題になった消費者間オークションの安全性は、仲介業者が入
るエスクロウの導入で、ひとつの解決方向を見出した感があります。し
かしながら我々通販事業者から消費者(BtoC)の場合、これから業界とし
て、しっかり考えていかねばならない大事なことが別にあります!
___________________
消費者の権利・通販事業者の義務
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
通販事業者は訪問販売法・通販ガイドラインを遵守せねばならない義務
があります。まず、お客様仕様で特別仕上げをしたカスタム商品や食料
品・CDなどは除き(もちろんその場合は返品交換できない旨の表示が必
須です)返品交換要請にしっかり対応せねばなりません!加えて消費者
には、申し込みをしてから配送がかかるまでにキャンセルする権利があ
ります。
(社)日本通信販売協会の会員社では自主的返品制度を設け、原則として
返品を受けるものとしています。また発送前のキャンセルに関しても、
消費者保護の立場から原則として受けねばなりません。オンラインマー
ク承認業者もこれに準ずる姿勢が必須とされています。
___________________
商品特性と販売特性
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「商品特性上」やむを得ない場合、その正当な理由を記しておけば良い
わけですが、オークション、共同購入に関しては「商品特性」でなく、
売る側の「販売特性」理由であることを忘れてはなりません。決してす
べて否定するわけではありませんが、一番問題なのは「本来返品交換を
受けねばならない商品」を、販売特性上の理由という勝手な都合をつけ
て、キャンセル・返品は一切できませんと販売者側だけの論理で売りつ
けることです。売りっぱなしにすることです。
一流モールでアワードを得るような著名店舗でも、堂々とそのような売
り方が横行していることこそ問題です。通販事業者としてあるまじき姿
であると断言しましょう!物が動けばそれで良い通販なのでしょうか?
数字が残ればそれが良い通販なのでしょか?答えははっきりノーです。
そこには通販の基本理念である「消費者保護」が微塵も感じられません
___________________
心斎橋みや竹流安心オークション
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
心斎橋みや竹は新世紀型の安心オークションを開始しました。基本のコ
ンセプトは、オークションでありながら通販ガイドラインをちゃんと守
ったものです。まず落札後に再度ご購入の意志を確認します。もしご意
向が変更の場合、第二落札の方へと権利が移ります。つまりキャンセル
の権利を作っています。
次にお客様に届いて色・イメージが違う場合、1週間・未使用を条件に
返品も承ります。お客様は手に取ったこともないものを購入されるわけ
です。色や質感だってわかりません。手に届いてからしか「品定め」が
できないわけですから、これは当然でしょうか。
この場合お客様にご購入の義務はいっさい発生しませんが、返送に関わ
る料金はご負担いただくかたちです。またご返品に対応しやすいよう、
前払い式でなく、クレジットもしくは後払い式を採用しています。
またたとえデッドストックであったとしても、本来の傘同様に3ヶ月の
保証期間を設けて無償修理交換、それ以降も部品がある限りはサポート
対応として、できる限りのアフターフォローをお約束しています。
______________________
オークションイヴェントはファン作りの種まき
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
一昔前、ランズエンドが長期間無条件返品交換可能なストアポリシーを
打ち出して業界をあっといわせましたね。そこまでは出来ませんが(笑)
私もこの新世紀型安心オークションで、業界に一石を投じることができ
ればと願って止みません。
さらに付け加えるなら、オークションで実際あがる売り上げや、商品が
はけていくことが本題ではありません。主なる目的は、そこに多数の人
が注目し参加することによって、傘という商材のファンづくり、そして
将来顧客の種まきをすることです。この話はまた後日・・・
オークションの運営手腕ひとつをとって見ても、企業の姿勢やクオリテ
ィが問われていく時代になったのです。消費者保護の延長線上に大きな
真の消費者との絆が生まれます。異論をもたれる方も多数いらっしゃる
と思いますが、傘屋の和ちゃんは、この理念は死ぬまで変えません。私
が目指すのは「一流の通販店舗」なのですから!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
宮武 和広(傘屋の和ちゃん)
ネットの脅威!潰れた老舗が蘇り、そして無限に進化する
『雨降って傘屋どっと混む』
2001年、一念発起!
傘屋ネットワーク「カサウランカ」がやってくる
心斎橋みや竹 kasaya.com
http://www.kasaya.com/
mailto:miyatake@kasaya.com
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
|