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★傘屋の和ちゃん熱血コラム『実践ウェブショップ』VOL.55
〜 ワンランク上のネットショップづくり 〜
【牙城を守る】宮武 和広
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【牙城】
家具の青木師匠が日経シンポジウムの中で語ったことが心に響きます。
「私は人手を増やして経費も増やしてビジネス規模を拡大するつもりは
ない。商売は自分の懐にいくら入るかが大事。単純に規模を拡大しても
しかたがない。商品単価をあげる等の手段をとる方針だ。」けだし名言
先日の講演先でも「和ちゃん、商材ゆえなかなか二百万の壁を越えられ
ないのです。どうすりゃいいのでしょう」と質問がありましたが、私は
「単純に売り上げだけを比較するべきではありません。」と答えました。
十人を使って千万売り上げている店と、ひとりで二百万売っている店。
二千万仕入れをおこしても八百万しか売れない店と、在庫がなくても百
万売る店。どちらが懐に残るでしょうか。異業種カテゴリー、他店舗と
売り上げを単純比較することはナンセンスです。貴方の懐にいくら残る
かを強烈に意識すべきです
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専門知識と暖簾があればこそ
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今や青木さんのサイトでは、実に高価で贅沢な家具が沢山販売されてい
ます。しかしこれが売れると見越した後追い業者が、単に商品構成を真
似ただけでは、同じようにはいきません。そこには「人としてのブラン
ド力:青木良夫」がいるからこそ有効なのです。
傘でも三千円の傘を送るのも、二十万円を送るのも手間は一緒です。人
員や実動時間が限られているとするなら、利益率や売り上げをあげる為
にも顧客単価引き上げは必要不可欠。それは専門店、専門職だからこそ
できる高い難度の業なのです。
そしてまたそうすることによって一流店舗の暖簾を創ることができます。
実店舗では一流を醸し出そうとすれば、それに見合ったん設備投資をせ
せねばなりませんでしたが、ここではコンセプトさえしっかり持てば、
低資金で一流店舗を作り上げることができるのです。青木師匠はそれを
証明した素晴らしいフロンティア。私も見習ってついていきたいです。
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牙城を守る
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今までの日本では、寄らば大樹!とばかりに既存の大企業の傘下にさえ
すれば、しっかり恩恵に預かれた時代でした。しかし昨今のリストラの
嵐の中で、企業の傘というものは、防水効果のきれた「破れ傘」である
ことを多くの人が感じ取っています。
いま求められるのは、ひとりひとりが本来の能力をいかして牙城を築き
守り抜いていくことでありましょう。運が良ければ大きなビジネスチャ
ンスをえることができるでしょうが、私は最低限、ひとりひとりが自分
の牙城を守るだけのしっかりしたビジョンを持ち、それに見合った行動
ができさえすれば、それが安定した生活や真の経済発展に繋がると信じ
ています。日本人とネットビジネスの接点はここにこそあるのではない
でしょうか。無意味な事業拡張ではなく、意味のある牙城堅守。
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売り上げの虚像
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大阪の目抜き通り、心斎橋筋商店街にいた時、閉店間際にめっきり売り
上げが落ちたとはいえ平均月商は1100万をクリアー。それでも損益
分岐点には遥か遠い数字でありました。まるで赤字を出すために身を粉
にして働いているようなもの。それがインターネットに商売を移行して
から売り上げは少ないながらも、自分達の手元に残っていく確かな手応
えを感じ取っています。
実店舗における無意味で巨万な経費構造をずっと見てきた私にとっては、
「小心者」だとか「だから日本には真のベンチャーが育たない」などと
評論家の皆さんに陰口をなんとたたかれようとも、アマゾン・コムがし
かける赤字垂れ流し戦法より、青木流の斬新かつ堅実な手法こそ真のネ
ットビジネスドリームに見えるのですが、間違っているでしょうか。
家具の青木
http://www.kyoto-aoki.co.jp/
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宮武 和広(傘屋の和ちゃん)
潰れた老舗、いまサイバースペースで甦る!
創業103年のノウハウ、サービス満載
『雨降って傘屋どっと混む』
心斎橋みや竹 kasaya.com
http://www.kasaya.com/
mailto:miyatake@kasaya.com
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