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★傘屋の和ちゃん熱血コラム『実践ウェブショップ』VOL.44
 〜 ワンランク上のネットショップづくり 〜
【電子決済が30%をこえて・・そして】宮武 和広
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イージー岸本氏と私は無二の親友ながら、こと電子決済に関しては逆の
見方をしています。これは仲たがいをしたから?ということではなく、
商品特性、商売特性によるものです(^_^)

岸本氏のメイン商品 Tシャツはリピーター率が高く、また売り上げから
推しても、仕入れも相当の回転率を要求されますので「郵便コンビニ決
済」の回収サイクルの早さが一番。キャッシュフローの長さは直接存続
にかかってきます。当然ですよね。

片や私の傘はリピーター率は案外少なく、いかに多くの方々に広く知っ
ていただけるかということが生命線となってきます。無在庫でまわして
いるカテゴリーもあります。そこで電子決済機構のもつ宣伝告知力が必
要不可欠になるわけです。超私的な見解で述べますと電子決済の利便性
は本当は二の次!重要なのは「宣伝告知力」と「信頼」です。この 2つ
をないがしろに捉えている決済機構は将来淘汰されるでありましょう。

単なる個々のカード通販契約ならなにも宣伝告知はしてくれませんが、
電子決済だからこそ(プロバイダあげての)この告知力があります。ま
た、厳しい規約をクリアーして出店することによって、消費者側からの
「信頼」をえることができます。

電子決済と共存共栄とまで考えているからこそ、電子決済各社や、ユー
ザーの方々と心響きあって沢山の注文がくるのでしょう。おもしろいの
は商品だけでなく決済までも「店主おすすめ」が効いてくるということ
ですね。岸本氏は郵便&コンビニ一押しなので、これがダントツ。私は
電子決済をおすすめしているから、既に 3割を超える利用率がある。興
味深いです!

【処理フォーマットの統一化】

私はガイダンスページを積極的に手弁当作成するなど、最も電子決済機
構に近いショップのひとつだと思っていますが、実際 5月は件数比率で
36%になってきました。これは凄い数字だと思います。

しかしここに大きな問題が起こってきました。利率やキャッシュフロー
の問題ではなくもっと重要なもの、つまり処理能力の限界ということで
す。

たとえば通常店舗カードではキャットといって各カードを通せば共通に
認証を取れますね。つまりああいったショップ処理のインターフェース
整備がなされなければ、将来電子決済が50%を超えてくると処理的にパ
ンクしてしまうということです。

各社まちまちの処理→認証→表示→発送プロセスですから、もう発送待
機荷物は「処理未」「承認待ち」「承認済み」「処理不能」「取消し扱
い」に各社決済名をくわえた何種類ものタグの山。これには精神的に
参ってしまいそうです。

難しいことでしょうが、電子決済のための統括処理決済システムが構築
されなければ、この煩雑さは解消されないでしょうし、ショップ側に対
応の限界がある以上、伸ばし切れないと考えています。ひとつ電子決済
機構側も各社独自性を誇るのもいいですが、数社を共通でむすび同じ手
法、同じフォーマットで入力と発送処理が完結するような事も、そろそ
ろ視野に入れていただきたいなぁ!と(電子決済が 3割をこえて)しみ
じみ思います。どうぞよろしくお願いします

【ギフトショップに嬉しいアコシス】

ギフトが多いショップにとて、案外嬉しいのはアコシスの処理です。な
ぜなら発送先入力が省略できるからです。通常は他の決済では発送先の
入力が必須で、これが本人様送りでなく先方送りの場合は一旦消去した
うえですべてデータベースよりコピーペーストをせねばならず、とても
煩雑です。

果たして、どこまで、どんな形で入力すればお客様の承認をえる時に有
効なのか。更に論議を深めて、アコシスのように!なるだけ省略できる
部分は省略しないと、ただでさえ時間制約のあるショップ側にかける、
処理面での負担はますます大きくなることでしょう。

またデフォルトでユーザーIDを打ち込めば住所がでるから都合いいでは
ないかという意見もあるでしょうが、何人の方が登録時住所表記のまま
でいらっしゃるのでしょう。引越しなどで多くの登録住所はすでに死ん
だ住所なのです

Q.「なぜ、アコシス処理画面で商品配送先省略ができるのですか」

Ans.アコシスは、注文された方が正しい会員か、ID、確認メール等でア
    コシスが認証しておりますので、加盟店にとっては、アコシスから
    の販売承認メールが、全てであり、特に注文された方を特定する労
    力は加盟店では必要ありません。

    万一問題が発生し配送先を調査する必要がある場合には「アコシス
    は加盟店に調査協力を依頼する権利をもち、加盟店はこれに協力す
    る義務がある」と加盟店規約に規定しております。

    デジタルコンテンツ等では、注文した方ばかりでなく、配送先も何
    も不要なケースが多々あります。

    個人情報はなるべくインターネットで流さないということ、加盟店
    でサービス上必要な入力項目を決済会社で規定することは、充実し
    た応対を規制してしまう事等から、決めておりません。

【処理の簡略化】

処理画面の中でメールサポートをしないと売り上げがあげられない機構
もありますが、これもまったく余計なお世話(笑)でございましょう。発
送に関するメール対応の基本は「通常決済」で対応しているように各シ
ョップ側が各々に、しっかり案内すべきことであり、各決済において
フォーマットを別々に定められてしまうとかえって作業効率は大幅低下
です。またそれができない店というなら電子決済機構に入る資格がない
かも・・

事実アコシスでは「ショップ名、合計金額、品名、メッセージ」だけで
お客様承認がえられており、この問題はじっく論じられるべきですね。
そして最も避けなくてはならないのは(パスワードがあれば大丈夫です
が)簡単なIDのみからご注文者以外の住所データが引き出せるシステム
のほうが、セキュリティーに問題が出てくるのではないだろうかという
ことです。

【商いのシステム】

話をキャッシュフローに戻します。利率よりも払いこまれる期間が大事
です。売れれば売れるほど不幸になるということはこりごり。商いの基
本はどんなに遅くとも翌月末までに振込がなされるということ。いま私
が、電子決済を寛容にみる理由は、「 2ヶ月前に源流にふりそそいだ雨
が、大河に合流するまで待ってみよう。まったく雨が降らないよりまし
だ」ということなのですが、これも限界があります。

従来のシステムに固執して無理であるとするのではなく、商取引の基本
に準拠しえないシステムは、将来ショップから総スカンをくらうでしょ
う。担当者は死んだつもりで?!改革案を上司に通されるべきです。

さて先日来、電子決済機構各社に突っ込んだアンケートを実施して、実
に濃い解答を沢山頂戴しています。順次コラムでご紹介し私どもショッ
プと電子決済、そしてユーザーの方々と電子決済の最良の在り方を掘り
下げていこうと思ってます。では今回はこのへんで。


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   宮武 和広(傘屋の和ちゃん)
   潰れた老舗、いまサイバースペースで甦る!
   創業103年のノウハウ、サービス満載
       『雨降って傘屋どっと混む』
   心斎橋みや竹 kasaya.com

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