---------------------------------------------------------
★傘屋の和ちゃん熱血コラム『実践ウェブショップ』VOL.36
 〜 ワンランク上のネットショップづくり 〜
【決済を超越した力〜モバイルバック伝説】宮武 和広
---------------------------------------------------------

【先進決済神話を超越する力】

先日の粟飯原理咲女史のコラムにもあったように「消費者主導」でネッ
ト特性を十二分に発揮して開発されたモバイルバックは爆発的なブレイ
クを見せました。私はオンライン販売提携店ということで、またその売
る側からの体験したリポートをいくつかご紹介しましょう

粟飯原さんのコラムでもあったように、口コミだけで初回100個は完売
モバイルライフ研究会では最終的には200近い数を受注したとききます。
私のショップでも大々的に告知がだせなかったのですが、やはりその勢
いは凄かったです。ここで注目すべきは「モバイルライフ研究会」にお
ける決済方法の選択肢です。立ち上がったばかりのショップということ
で郵便振替と銀行振込のみ!でもお客様はとてもとても満足されました。
つまり「売れる一番の理由」や「お客様が満足される一番の理由」は
「決済手段」ではないということの証明です。これは立ち上がって間も
ないショップには、大きな福音となるはずでしょう!

私達はショップやモールコンセプトとして先進決済や買い物システムを
主眼におきがちです。物が売れない原因は「決済手段」にありと深くお
悩みのショップも少なくないはずです。しかし、それは見事に否定され
ました。

電子商店でもっとも売れる理由は「入手困難」「個性的商品」「名物」
であります。たとえ1点でも良いから、実店舗や他店舗では、とうてい
買い求めることのできない物を販売したとき、「決済神話」は吹き飛ん
でしまいます!私たちは、ともすればインターネットにおける商売やお
買物の一番大事な部分を忘れがちなものです。

「コンビニ決済」「各種電子決済」「カード決済」いずれにも対応して
いないショップがこれほどの売り上げをあげたのは、いうまでもなく商
品自体のもてる威力です。「決済」や「システム」は充実していれば便
利だが、決して「売れるため」の必須ではないことを良く認識すべきだ
と思いました。裏返せば素晴らしいシステムを持ちながら売れないモー
ルやショップは、一番大事な商品や商店の魅力が欠如しているのではな
いでしょうか。

まずは、どこにもない商品、どこにもないサービスを開発し発掘してい
くことが、他のなによりも重要なことなのです。決済の選択肢がないと
嘆かず「どこにもないもの」を持っていらっしゃるのなら、自信をもっ
て販売されればいいでありましょう!ただ運営していく中で、常に決済
システムの探求心、向上心を持ち続けることは大切です。これは忘れな
いで下さい。

【独自商品の送料設定】

それがどこにもない商品であれば、送料はしっかり実費に近い金額をと
られても良いです。それは「市場競争力」の理論。街でも入手できる商
品は送料サービスせねば売れないでしょうが、どこにもない!簡単には
見当たらない!という商品なら胸をはって送料を頂戴しても、なんら売
れ行きを阻害する理由にはなりません。毎度引用させていただきますが
オンラインショップフロンティア、家具の青木師匠の心に響く言葉です。
「売り手、買い手双方にちゃんとした利益と満足があってこそ、本当の
オンライン通販なのです」

●家具のアオキ
http://www.kyoto-aoki.co.jp/

【オンラインショップの黒】

http://www.mobile.ne.jp/mw

私はマーケッティングジャンクション様のページデザインを元に、許可
をえて模倣したページを作成しました。その中であっと驚き感銘をうけ
たことがあります。色表記をご存知の方ならわかるでしょうが、ブラウ
ザ上で黒といえば黒=「#000000」を思いうかべるはずでしょう。しかし
北村貴さんのページは違いました。バックの横に並ぶ色は「#222222」
だったのです。
以下は色やデザインに詳しい知人にこの事を伝えたメールのレスです!

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
宮武さん、なるほど、なるほど。これは一理あるかもですよー。

以前、とある画廊主から伺った話なのですが、真っ白な紙に黒で印刷を
すると、どうしてもキツイ印象、かつ、品のない感じになるので、画廊
の案内状は、通常の印刷物なら黒一色で印刷するような部分でも、基本
的に濃いグレイの特色インクを使用する場合が多いのだそうです。

その話を伺って以来、手元に来た画廊関係のハガキを確認していますが、
画廊主さんのおっしゃっていた通り、どれもこれも濃いめのグレイで印
刷されているのです。で、他のDMなど、真っ黒なインクで印刷されたも
のと比べてみると、確かに上品、かつ、高級感が出ているんですよね。
しかも、紙がグロス系かつ真っ白であればあるほど、その傾向が強い。

他方、モニタ上での発色は、マット系よりは、グロス系の紙に近い。メ
ディアが変っても、人間の目の錯覚みたいなものは、不変というか普遍
でしょうから、真っ黒よりは#222222のがいいのは道理かも。(^^;

実は、自分のページ、一部だけですが、文字を#333333で指定している
ところがあるのですが、ちょっと薄い感じがしてどうしたものかと
思っていました(共通の216色にしておきたかった気持ちもあって)

でも、現在、は16bit環境は当たり前になりつつあるようですから、
#222222で指定した方が、より良いのかも。
私も勉強になりました。ありがとうございます。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

そういえば、目に飛び込んでくる周辺の黒もすべてが「#000000」では
ありません。まったく隙のない様な真っ黒ではなく、柔らかい黒であり
ます。素敵なモバイルバックをかこむ「黒」が「やさしい色」であった
こと。北村貴さんをはじめとしたマーケッティングジャンクションのス
タッフの皆様の、女性ならでは繊細なページデザイン感覚・・・
これも隠れた「売れた理由」だったのかも知れませんねぇ。さぁ、今日
からあなたも「"#222222"」でモバイルバック伝説にあやかりましょう


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
   宮武 和広(傘屋の和ちゃん)
   潰れた老舗、いまサイバースペースで甦る!
   創業102年のノウハウ、サービス満載
       『雨降って傘屋どっと混む』
   心斎橋みや竹 kasaya.com

   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



次へ

kasaya.com 目次にもどる