どうして電子決済を止めたのですか
たしか以前はiREGiとかスマッシュとか…電子決済をたくさん使えることが 「みや竹」さんのメリットだと思っていましたが、どうして電子決済を 止められたのですか?


◆はい、たいへん素晴らしいご質問です!

確かに電子決済を多数取り入れ、ともに歩んだ頃もありました。 開店して間も無い店が短期間に「信頼」を「かたち」として見せるためには、 電子決済は最高のものです。またプロモーションも積極的にしてくださるので、 こんなに有り難いものはありません。ところが実際は多数売れてくればくるほど、 そこには問題が生じてきたのです

■処理の煩雑さ、お届けまでのタイムラグ

(幾度となくインターフェースの統一を要望してきたのですが) 各決済機構で処理手順がことごとく異なり、また通常処理の他に、その都度様々な別作業を要するため、 スタッフに数倍数十倍の処理ストレスがかかります。

電子決済の種類も件数も多くなってきますと、 ある時は承認を頂戴したのに発送できなかったり、 また承認を得ていないのに出したりというミスもおこりえます。 お客様は「いま申し込んだのだからすぐ承認依頼メールが来る」と勘違いされているようですが、 ショップは手間をかけて別々の処理をしないと、お客様のもとへ承認依頼メールをお届けできません。 ここでお客様との心のすれ違いがおこり、お叱りを受けることもしばしば… これは互いにとって大きなストレスです!

ショップが承認依頼処理をして、 承認メールをご覧になったお客様が承認処理をして、さらにショップ側がそれを確認した時点で 発送がおこなわれます。場合によっては「代引きやクレジット」等、即発送できる決済より、 1週間以上遅れてしか発送できない場合が、ざらに生じてきます。これはお客様にとりましても、 不要な待ち時間です。
母の日や父の日でも、多数「今日ださねばならない荷物」の承認が届かず、 どれだけ気をもんだことでしょう。 目に見えない部分で、大きな苦労があるものです(苦笑)

■クレジットの不安を増長

私たちは多数の処理(特にギフト)を処理する中で、直接クレジットを承ってしっかり対処することが、 なにより「迅速に」「確実に」「スマートに」お届けできる手段であることを体感してきました。 しかるに電子決済のきりくちは、「ネットでクレジットを遣り取りするのは危険」というスタンスで、 これは一流ギフトショップを目指す私達にとっては背反する論法でした。

私どもが使用している楽天市場やNetLinkのSSLという暗号化技術を使えば、 安全にショップに番号を知らせることができますし、既に多くの方にご利用いただいています。 またショップに番号情報を知らせてよいかという見地ですが、実は クレジット情報というものは、街のあらゆる場面で比較的オープンに利用されており、 そのような不安を増長するのはよろしくありません。

参照⇒クレジットに関するアンサーコラム
ユーザーの方のためにも、クレジットを正しく使っていただく方向性を啓蒙していくのが、 オンラインショップの使命だとも感じております。

このように電子決済はショップ成長過程にとって必須ではありますが、最終は卒業をしていかねばならない インフラであることを、多くのビッグショップが提唱し実行にうつしております。 電子決済に育てていただいた恩義には心から感謝をしつつ、また私たちは新たなステージへと 昇華をしていなけばなりません。
非常によいご質問を ありがとうございました


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