傘は陰干しって本当ですか?
よく傘屋さんで「傘は陰干し」とききます。日向に干してはいかないのですか? またそれは、なぜでしょうか?


◆ 傘は陰干し、"it's better to dry it on the shade"

まったく旧知のことなれど、これほど守られていないことはありませんね。 事実私の近所のマンションなど では雨上がりの日の傘の花が壮観なのです。 どうしても陽に干したいのが人情ですよね。 でもよく私の話を聞いて下さい

まず、第一は褪色,色やけですね。確実に変色していきます。 無地ものの場合は、より顕著にめだってしまいます。金属部分もどんどん古びた感じの色合いに なっていきます

また、雨傘に使用されている傘用の化繊系統の生地は強い日差しに弱い傾向があります。 特にナイロンは張りが無残に変わってしまうこともあります。
生地の弱りはすなはち防水能力の低下につながります 防水そのものが日差しによりダメージを受けることは少ないのですが, 生地そのものが弱ると、防水も当然弱ってきます。

自然木を焼きをいれて曲げている手元の場合も、 だんだんと曲がりが戻ってきます。 その証拠に、当店で手元修理に出される方の大半が陽に干されているかたです。 尚、陰干しされているぶんには、まず大丈夫なのですが、 戻りを気になさるかたは 紐で軽くしばって引っ張っておくといいでしょう

そしてそれ以外にも、風でとんで損傷したり、 いたずらをされたり、 最悪の場合、盗難にあったりと、まさに百害あって一理なし 傘を大切にされるかた、是非ともこの大原則をお守りくださいませ


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