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みのほんじゃのめ
美濃本蛇の目


\ 3 6 0 0 0
* 税込 \38,880 *


美濃本蛇の目(みのほんじゃのめ)


作り手の思いがこめられた逸品

和傘の開いた形は、優れた傘も普通の傘もほとんど同じように見えます。 しかし傘の作り方や使用する材料に大きな違いがあることは、 和傘を売っているお店でも詳しく語られていないのが現状です。

本蛇の目傘は厳選された原材料を使用し、 江戸時代からの伝統のつくり方で製作されています。 傘の柄は安易に入手できる木製の棒を使用せず細い竹で作り、 木製のハジキ(留め具)を入れます。 昔から蛇の目傘は、竹の柄竹に木のハジキが本来の姿です。

一番大切なことは紙の張り方です。普通の傘は数枚の大きな紙で傘を作りますが、 中入りの本蛇の目傘は24枚で一本の傘を作ります。 この違いは傘の寿命の差となります。 よし調べないと分からないのですが、一番大切なところです。 そのほか竹骨の作り方、防水用傘油、漆の塗り方、等々すべて綿密な心使いで作成されます。


日本が世界に誇る民族文化です

私たちは和傘の製作技術を後世に伝承する努力を続けます。

日本人は竹と和紙を使用した色々な民具を育ててきました。扇子・団扇・堤燈そして 和傘。どれも竹の骨組みと和紙の融合により作り出される優美な民具ばかりです。こ れのルーツはどれも中国なのでしょうが、ごく自然に日本的美意識による改良が繰り 返された結果、原産地の品々とはひと味ちがう姿に成長したのだと思われます。

和傘のことをから傘(唐傘)と呼ぶ人もあります。唐傘は中国の傘の意でなく、開け 閉めが自由にできるカラクリ細工の傘の略称だとも言われます。平安絵巻に見られる 傘(蓋)は貴人に差しかける、開いたままの傘で閉じることが出来なかったのですが 、それが進化して現在の複雑な構造が出来あがったもので、往時の人々が(カラクリ )と思ったのも不思議ではありません。

現存する竹製品の内、和傘の骨組みのように複雑なものは他に見出すことは出来ませ ん。その仕組みだけでなく、傘を閉じた時の美しさを追求し続けた先人の努力には頭 が下がります。洋傘と比べて骨の数が数倍もあり、そのうえ張った紙を内側に畳み込 むのです。そして閉じた傘の形を最初に割った竹の姿に戻すように細心の注意を払い ます。出来あがった傘は竹林の中に育っている真竹のように滑らかで、気品のある姿 が理想とされてきました。


美濃傘(加納傘)の作り方

美濃傘は二百五十年以上の歴史を持ち創業の当時から武士と町民の複雑な分業により 作られてきました。現在もその製作工程は昔のまま受け継がれて、十数名の職人によ る細分された分業により一本の傘が作られています。 細分された分業ですから、職種ごとには比較的短期間で、効率的に優れた技術が習得 できました。この人たちの技術が総合されて一本の傘ができるのですが、原材料の良 否は勿論、すべての分業職人の息が合わないと優れた傘は出来ません。製造業者(問 屋)は原材料を吟味・選択しすべての分業職人を指揮・統率する役目です。優れた指 導者のもとで、優れた作品が出来るのですが、これはオーケストラと指揮者の関係と 同じだと思います。

分業の種類・作業の内容とその職名


分業名      作業の種類         職名 
―――――――――――――――――――――――――――――
竹骨削り   真竹を割って細骨を作る      骨師

骨師     えご(ちしゃ)の木でロクロを作る 轆轤師

繰込み    細竹に止具をつけ轆轤を入れる   繰込屋

繋ぎ     繰込に竹骨を糸で繋ぐ       繋ぎ屋

紙張り    繋ぎ(骨組み)に和紙を張る    張師
       軒張り・平紙張り・天井紙張り  
 
仕上げ    紙に油を引き天日で乾燥後、傘を  仕上師
       閉じた表面に塗料を塗る 

飾り糸付け  傘の内部の骨を色糸で飾る     飾り屋

その他    骨染め・飾り穴あけ・模様継など  

 

製作者からのひとこと

美濃本蛇の目傘は工芸品とも言える商品ですが、職人たちの技術は本来の 雨具としての用途に全力が注がれています。 お洒落な生活民具として鬱陶しい雨の日を楽しんでいただけるよう、 現代風の色彩感覚を加味して製作しました。傘に落ちる雨の音と透かした傘の色の 美しさが貴方の心の潤いになればと願っています。

【仕様】

骨数 48本   直径 112cm
素材:布地/楮100 % 手漉き和紙
親骨の長さ/約60cm 閉じた全長/約75cm
重さ/約470g
中棒/竹
はじき/木はじき
ろくろ/苣(ちしゃ)


Color Variation

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