*第一章* 傘との上手なつきあいかた

THEME4
雨の日のお客様は
神様だと思いましょう

店主さん。雨の日、足元の悪いなか わざわざ来ていただけるお客様って、本当にあなたのお店のファン であろうし神様みたいなものですよ。その神様の持ち物を粗末にしてはなりません。 傘をいい加減に考えることは、お客様を粗末にすることです
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よく店外にポンと傘立てを置かれているのを見かけますが、言語道断。我々業界では通称 「傘どうぞ持っていってください箱」と呼んでいます。最悪ですね。せめて店内の 目の行き届くところにおいて欲しいものです


お客様の傘はお客様の元で管理、携帯していただくのが基本です。 できれば雨の日は多少店内が濡れても当たり前、という広い心をもってください。 どうしても湿っけてはならない商品や内材がある場合は、やはり売り手側で 使い捨て袋を用意すべきでしょう。
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雨の日は使い捨て袋もテナント料の一部だと割り切って下さい。そういう細やかな心くばりが 永年のリピーターを生み、店舗繁栄の礎となるのです。

当店には場所がら、次のような飲食店の方がよくこられます。
「お客様の傘が当店の不注意ですりかわったんで、弁償しなければならないんです。 さらに困ったことには、お客様の言い値で傘を探さねばならないのです。」

私はそういった時、いつも御提案申し上げています。使い捨て袋がベストですが、 それが経費的に厳しい場合は、せめて、
レジーで番号札と傘をひきかえる預かり方をしてくださいと。 こうすれば、少々手間はかかりますが、お客様にも安心していただけます。
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そしてなにより盗難時の弁償による過剰な損益が発生しません。
この手間はあなたにとって、高いですか、安いですか
あなたがお店に傘たてを置き、お客様に利用して頂いた場合、法的にもあなたにお客様財産の 「預かり責任」が生じたことになり、紛失時の弁償義務が発生します。 サイズのある靴とは違い、傘は即実用性があり盗られやすいものです。 是非、傘袋の導入をご検討くださいませ。
くどいようですが、お客様の財産はお客様の元で管理、携帯していただくのが基本であり、ベストだからです。
■これは1996年制作のコラムです

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