*第一章* 傘との上手なつきあいかた

THEME3
お気に入りのは自分で守る

私は傘を買われたお客様に、傘は常に手元に置かれるようアドバイスしております。 その為の喫茶店やレストランでの戦法をいくつかご紹介します
  ◆◇◇1.約束取付攻撃型

とにかくまずよく水切りをします。(振ってきるのではなく、開閉してきってください) そして御自分の座席まで携帯して下さい。(これが当たり前なのですが)
もしセキュリティに問題のある傘立てにどうしても入れるよう促されたら、 穏やかに、こう答えてください

ex.1「これはインターネットでやっと見つけた傘ですが、なくなった場合同じものを 弁償していただけますか。」

ex.2 「これは主人に買ってもらった大切な傘です。もしなくなっても 弁償のしてもらいようが ありません。もう二度とないのですから。」

お店やさんはこの弁償という言葉に弱いのです。商売熱心な方ほど 即座に今からご注文されるものの利益と弁償代を計りにかけてしまうでしょうね。
もし堅物でそれでも傘立てに置かされた時、有事のときはすかさずその場で 文字どうり弁償してもらいましょう。先刻約束したのですから...
  ◆◆◇2.用意周到防衛型

何といっても事前に傘袋(kasaya.comでも傘と一緒に販売中)を用意しておくのが、 一番ベストです。 「そんなものいちいちめんどうくせぇや」とおっしゃる方は、雨の日なんかにデパートの入り口に つってある使い捨て傘袋を余分にもらってバッグに忍ばせておいて下さい。 (せこいようですが、 これもひとつの生活の知恵だと割り切ってください)

つまるところ袋系のものならスーパー袋でも何でもいいのです。 要はしずくが、床に垂れなければいいのです。備えあれば、気持ちよく店内に持って入れますネ


  ◆◆◆3.深層心理活用型

んだけど、「やっぱり袋なんかもめんどうくせぇや」とおっしゃる貴兄。100%保証はありませんが、 最後の手段があります。これは私も心理学に明るい知人に教えてもらったことなんですが、 ゴムをひとつだけお財布のなかにでも御用意ください。 そして傘立てに置くとき、手元に無造作にゴムを 目立つように巻き付けてください。

傘を盗もうとする心無い人は直感的にターゲットを絞ります。その時、人の心理の中には ゴムを巻かれた傘は修理途中品、B品というイメージが作用して、別の傘に手をだす習性 があるのだそうです。
(ただ当然この話が広まると、逆目になるわけですが、ははは...)


なに、それも「じゃまくせぇ」って。あなた他のゴム製品なら喜んで携帯しておられるんじゃないですか せめてこれぐらいは実行してくださいまし。

 つづく

■これは1996年制作のコラムです

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