*第一章* 傘との上手なつきあいかた

THEME2
傘立てこその天敵なり

無造作に傘立てを利用する方、 傘立てを置かれているお店屋さんのかた、 どうぞ私の言葉を心して聞いてください
  ◆◇◇
雨の日は行く先々で傘立てがあなたを待っています。 鍵のない傘立てに終日入れた場合、 傘が無事残っている確率は統計上86%(大阪69%)です。この繰り返しにより、あなたの傘保持指数は 限りなく0に近く終束していきます。


たとえ無くならなくとも、上からの無理な突っ込みによって損傷することもあります。 どうして(とてもお気にいりの)大事な雨の日のパートナーと離ればなれにさせられるのか。 厳しいようですが傘立ては傘の天敵です。友達なんかではありません。肝に命じてください
  ◆◇◇
大阪人はなんでも金に換算する癖がありますが、500円のコーヒーを飲みに入って傘を盗られたら 随分と高い一杯になりますよ。 そしてもうあなたは二度と大事な傘君と逢えなくなってしまうのですよ。気にいった 素晴らしい傘ほど、もうお店やさんには並んでいないのですから

くどいようですが、すなはち傘はあなたの財産のひとつです。財産は自分で守れる場所に携帯するもの です。もっともっと傘に愛着をもってやってください。  つづく

■これは1996年制作のコラムです

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